アンサンブルコンテストを見守った親の話 後編
県大会から先へは進めなかった子供たちですが
本当に選ばれてからの2ヶ月間
逞しく成長しました
もうチームからは「自分たちなんて…」という言葉は
聞こえてきません
何くそ根性で、這い上がれる力を持った子たちです
結成されてすぐの時が
ちょうど学校の先生が通知表をつける時期と重なり
練習をみてもらう事が出来ない時期があり
子供たちも先生が忙しい事は分かっている為、どうしたらいいかモヤモヤする事がありました
この子たちに後悔してほしくない
そんな気持ちで溢れていたので
全員が全員、愚痴をこぼさない静かなタイプで揃っていたので…学校へ言えなかった事が家でポロッと漏れてきた部分は、こっそり拾って学校へ橋渡しをしました
週末のチームの練習の時は動画をとって下さったので
子供たちに共有をしました
先生が来られない練習の時は
最初から最後まで携帯で動画をとりました
それを先生と子供たちとで共有して
講師によって意見が違うという事で
混乱を招かないようにもしました
先生からも子供たちの様子を教えていただき
「今子供たちは心の方も疲れてきているので」など、助言をいただいたりもしました
それは苦労ではなく、最低限のできる事で
チームのタイプによってサポート方法は
色々あると思いますが
子供たちのチームには「音を確認して自信をもって吹く」事で「曲調に合った音に近づける」という事が重要だったように感じます
過保護すぎる、結局子供は自分たちで動けないじゃないか
そう思う方もいると思います
私も、普段ならそう思ったと思います
ただ
このコロナ禍で子供たちは勉強も詰め詰めで
例年にないほどテスト期間も短く、1ヶ月に1回はテストがある。練習もガイドラインが定められている。そんな状況で何が出来るのか。
子供によりそえる事はないか。
私の小さな脳みそで考えた結果です
それに加え、先生が「家庭と学校の繋がりを大切にしたい」そんな考えの方だった事が1番の救いでした
「学校の事には関わらないでほしい」
そんな方もいると思います
この数ヶ月で
子供たちの動きにも成長がありました
うちの子供に関して言えば、明るくなりました
(家の中では元から明るいんですが…笑)
チーム内で色々なブームもうまれて、未だにそれは継続してブームです。笑
県大会から帰ってきた子供たちは
笑顔でいっぱいでした
「やれる事はやったよ!」
「楽しかった!」
もう満点の答えでした
楽しまなきゃ意味が無い
子供たちには私が受け取っていた写メで、アルバムを作りました(注文に余裕があったので先生にもプレゼントをしました)それを宝物と言ってくださる方が多かったので凄く嬉しかったのですが
本当の宝物は、指揮者がいなくてもチームがいたら演奏できる曲がある
自分たちで完成させられる曲がある
これだと思います
一生モノの曲に出会える人は
中々いません
吹く度に色々な事を思い出すと思います
本当にプライスレスな宝物
今回チームで吹いた曲をずっと大切にしてほしい
そんな思い出いっぱいです
私たち親にも一生モノの曲です
子供たちにも沢山のありがとうを伝えたいですね
頑張る姿は、輝いていてとても素敵でした
これからも色んな壁にぶつかると思うけれど、跳ね返してきた自分たちの力を信じて!
本当に迷った時はそっと後ろから支えるから大丈夫!
これからも、音楽と楽器を大好きで居続けて下さい
……そんな気持ちでいっぱいです^^
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました^^
最後に…
東関東大会も中止にならない方で色々検討されているみたいで安心しました。
出られる方全てが、後悔のない大会になるよう願っています^^